CoRich 舞台芸術!2010年度でみる エリア別登録数 - はこうまプロジェクト
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2011.04.16

CoRich 舞台芸術!2010年度でみる エリア別登録数

お薦めステージ紹介ポータル 「CoRich 舞台芸術!」 より各地域ごとの2010年度の登録数を記録・比較しています。その他の環境を考慮しないデータですが、この「月平均」の数値は「既存の広報ツールを活用している度合い」のひとつの指標になるのではないかな、と考えています。

[データについて]  ※データ元: →CoRich 舞台芸術!
・ 各エリアごとに、2010年 の登録公演数をカウントしました。
・ 「仮想Hit」 は、「CoRich 舞台芸術!」全体での3万/日のアクセス*が単純に公演登録数に応じて分布した と仮定して、「各エリアあたりでは1日にどのくらいのアクセスになるか」 を想定したものです。

* “1日延べ3万人” との記述がありました。 →黒川麻衣 blog (2011/1/5)

[ダイジェスト]
月平均の登録数より→ 「九州」 は東海を上回っていて北海道の2倍。 「北海道」 は東北よりも少なくて中国地方と同じくらい。 「関東」 は北海道の30倍。
 

CoRich 舞台芸術!≪2010年度 エリア別≫ 公演登録数

エリア 登録数 月平均 占有率 仮想Hit
北海道 156 13 2.3 % 702
東北 266 22 4.0 % 1196
関東 4336 361 65.0 % 19502
甲信越 96 8 1.4 % 432
北陸 64 5 1.0 % 288
東海 305 25 4.6 % 1372
近畿 845 70 12.7 % 3801
中国 144 12 2.2 % 648
四国 51 4 0.8 % 229
九州 340 28 5.1 % 1529
*福岡のみ 255 21 3.8 % 1147
沖縄 35 3 0.5 % 157
海外 32 3 0.5 % 144
Total 6670 556 100 % 30000

 

※追加 CoRich 舞台芸術!≪2011年度 エリア別≫ 公演登録数 (2011/12/27)

エリア 登録数 月平均 占有率 仮想Hit
北海道 158 13 2.2 % 652
東北 221 18 3.0 % 912
関東 4629 386 63.7 % 19102
甲信越 144 12 2.0 % 594
北陸 78 6 1.1 % 322
東海 366 31 5.0 % 1510
近畿 1017 85 14.0 % 4197
中国 156 13 2.1 % 644
四国 64 5 0.9 % 264
九州 368 31 5.1 % 1518
*福岡のみ 264 22 3.6 % 1089
沖縄 58 5 0.8 % 239
海外 11 1 0.2 % 45
Total 7270 606 100 % 30000

 

※以下は主に、「北海道エリア」 の視点での考察です。

[月平均、をどう考えるか]
CoRich における登録数、というごく一面だけをみたものですが、この数値は「既存の広報ツールをどのくらい活用しているのか」の目安になり得る、と考えています。個々の劇団だけではなく、劇場やファンも個々の判断で情報の登録をすることができるため、数値には全体の活動が反映されており、各エリアでの “演劇の広報力” の一端を示すもの、といえるのではないかと思います。

[月平均、をどう上げるか]
公演が開催される絶対数を増やすわけではなく、登録される割合を増やします。この数値を伸ばす目的は、観客にとってのサイトの利便性を少しでも高めて利用者を増やし、宣伝効果(情報が人目にふれる確率や回数)を上げることです。

観客の方でも、また「自分の公演は確実に掲載する」という劇団でも“他劇団”の、公演情報を登録することが可能です。例えば、HPを持たない劇団や、中学・高校の演劇部の公演などは、情報の露出が極端に少なくなりがちなので、(当事者が登録するのが望ましいですが)代わりに掲載するのも有意義だと思います。

[ユーザー数をどう増やすか]
観客側からみて、データベースとして価値のある状態になっていればよいと思います。具体的には、実際の公演数のうちどのくらいが登録されてるかという網羅率を高くすること。あとは劇団サイト側から CoRich を知らない人に紹介する導線をこまめに作るなど。

[そのほか特記事項]
・ 札幌の「演劇専用小劇場 BLOCH」は、同劇場での開催公演を自主的に掲載していく方針をとっているようです。当該劇団がさらに登録情報を上書きしていくようになれば、掲載内容が一段と充実するものと思われます。
・ 過去に、九州エリアで福岡のユーザー有志が名前に「@福岡」をつけ、CoRich の活用を積極的に推進する、というキャンペーンを展開した例があります。情報の流れ方からみて、結果としてかなり活用に成功している地域と考えられますが、一般への浸透度から見ればまだまだこれは「戦うための足場づくり」くらいかもしれません。

[北海道ではどこまで伸ばせるか]
「はこうま」の演劇関連記事が年間 約600で、地方公演がほとんどカバーできていない点や、CoRichでのダンス・バレエ等の掲載などを考慮すると、同数程度の登録は不可能ではないと思われます。「月平均 50」 が北海道でも可能です。
 

[なぜ CoRich を利用するか]
CoRich のよい点は、「本州方面への情報の露出度」 「他者の手を通さずに、情報の掲載までが完了すること」 「過去の情報が蓄積すること」 の3点だと考えています。2点目はつまり、全体の情報量がどんなに多くなっても掲載の作業が分担されているので、登録者個々のコストは相当に低く抑えられる、ということ。同時に、ボトルネックが生まれない構造、ともいえます。

( 「観たい・観てきた」 は重要な価値をもつ機能だと思いますが、北海道エリアの現状では “追加ボーナス” くらいの位置づけで個人的には考えています。)

[演劇を観る人にしか伝わらないのでは?]
CoRich の利用者は観劇習慣のある方が大多数ですが、Twitter等、あるいは日常の会話を通して、情報は間接的にも伝わります。媒体・経路を問わず、「その公演に関する情報を持っている人」の絶対数を増やすこと、が重要だと思います。

[まとめ的なもの]
自分の公演についての宣伝効果を高めるためにも、(意識する・しない に関わらず属している)「全体」の広報能力について考えることと、「情報インフラ」を自ら整備していく意識とが、さらに必要とされているように感じます。CoRich への掲載について考えることが、そのきっかけになればいいなと思います。
 

データ元: →CoRich 舞台芸術!

その他の調査: →CoRich 舞台芸術!北海道エリア 公演登録数
関連記事: →とりあえずやったらいいと思うリスト 札幌演劇版 (2009年)

リンク: →黒川麻衣の My Doctor を探して: CoRich舞台芸術!の使い方

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